【国土交通省情報】運送サービスの持続的な維持を目的に!前橋市内のバス事業者(6社)が共同経営

 

 前橋市内でバス事業を展開する関越交通(株)、(株)群馬バス、群馬中央バス(株)、上信電鉄(株)、永井運(株)、日本中央バス(株)の6社は10月から、共同経営に乗り出す。既存ダイヤを調整し、前橋市中心部を走る路線を等間隔で運行するもので、利便性向上を見込んでいる。

 共同経営の対象路線が経由する「本町ライン」(JR 前橋駅~表町~本町~日銀前~市役所・合庁前~県庁前)は、時間帯によって運行間隔にばらつきが発生していた。また、ダイヤが分かりづらい点や、待ち時間の長い時間帯を問題視。そこで、独占禁止法特例法に基づき、6社で 11 路線のダイヤを調整。JR両毛線の運行ダイヤにあわせ、15 分間隔の運行を実施することで、当該路線の維持と利用者の利便性向上を図る。運送サービスの持続的な維持を目的として、共同経営に乗り出すことにした。運行は10月1日以降、段階的に実施する予定。